宇宙全史 Q&A 1

スーザン
ID : 615827965

目風様、みわ様

いつも大変お世話になっております。誠にありがとうございます。

長年こちらで学ばせて頂いておりますが、現在でもお伝え頂いている内容の深さ・精密さに驚くことが多々あり、もっと宇宙全史の理解を深めていきたいと日々精進しております。

宇宙全史動画が始まって以来、エゴや存在・非存在、確率、時間等について深いお話が立て続けにあったため、私もお伺いしたいことが山ほどあったのですが、話題のとてつもない深さから考えがまとまらずに時間が経ってしまいました。

最近になってようやく質問をまとめることが出来ましたので、張り切って投稿をさせて頂きました。

内容が大変深く、考えても考えても結論が見えない状況で混乱している箇所も多いと思いますが、本日も何卒よろしくお願い申し上げます。



[存在と非存在ついて] 

存在と非存在については以前質問をさせて頂いたことがあったのですが、その際はご回答が頂けなかったため、己の未熟さに残念な思いをしておりました。今回は再度チャレンジをすべく、宇宙全史動画や質疑応答集、二サルガダッタの I am that などを改めて見返しておりましたが、その中で、

● 真我から初めに出てくる無垢なエネルギーとして「気づき」というものがあり、そのエネルギーが「意思」→「意図」と変遷していき、「意図」の辺りで二元性が生じてくる(宇宙全史動画, vol.50)

● 形がある限り、色がある限り、存在がある限りそこにはエゴがあります(質疑応答5, p.182)

● この宇宙におけるひとつの大原則をお教えしておきましょう。それは、「存在するものはすべて完全ではない」というものです。わかりやすくいいますと「宇宙には不完全なもの・部分的なものしか存在できない」という理(ことわり)があります(質疑応答14, p.42)

というお言葉がサラリと述べられているのを再発見し、宇宙全史で語られる内容の奥深さに改めて驚いております。

こちらのお言葉から推察させて頂くに、「存在」というのは「気づき」という無垢なエネルギーが、形や色のような性質によって部分的に限定されることで生じるものなのではないかと思われてきました。

また、I am that の No.39, p.193 では, 

● 水が容器によって形づくられるように、すべてのものは条件(グナ)によって決定されるのだ。容器に関わらず、水が水として残り、光が色をもたらしてもそれ自体は光として残るように、実在も、それが反映される条件に関わらず実在としてとどまる。

● 真理に入っていくには、まず純粋な観照状態を自覚しなければならない。条件づけに気づくことが、あなたを無条件な状態に連れていくのだ。

との一文がありました。

ここで言う「条件づけ」とは、エゴを取り囲む柵のようなものだと私には感じられましたが、存在とは「気づき」という無条件なエネルギーに条件が加わり部分的に限定されることで顕現するエゴであるという理解でよろしいでしょうか?

また、エゴによる囲いがあることで必然的に限定された部分とそれ以外の部分という二元性が生じると思われるのですが、この「それ以外の部分」というのが非存在(限定を受けていない部分)であるという認識でよろしいのでしょうか?

(限定を受けていない部分と言いましても、存在の柵(境界)のようなものが(外から)認識できるという点で純粋な「気づき」とは言えないような気がしましたので、やはり「気づき」そのものではなく「非存在」というのが正確なのではないかと考えました)

存在と非存在について私に考察出来たことは以上となります。

どうぞよろしくお願い致します。



[自己同一性(アイデンティ)を持たない素粒子からエゴが生み出される仕組みについて]

目風様が動画で素粒子についてお話されていたこともあり、私も素粒子についてほんの少しづつですが勉強を始めさせて頂きました。今のところ一先ず「相対性理論から得られる帰結 E = mc^2 により、エネルギー(E)が大きくなることで、質量(m)が生じる。つまり、素粒子などのミクロな粒子が生成されることがある」らしいと分かって参りました。

具体的には高エネルギーのガンマ線(振動数が高い電磁波(光子))を衝突させるという方法などもあるようですが、場の理論と呼ばれる物理の分野において、素粒子というのはエネルギーが局所的に集まった(偏在した)状態と見なされているようでありました。

一方、「時間とエネルギーに関する不確定性関係」から、時間間隔が短くなるほど、エネルギーのゆらぎが大きくなるという法則があるため、宇宙において極めて短時間だけ素粒子が生成され、その後消滅するということが数多く繰り返されていると理論的に考えられていることを知りました。このような事実から、

①「気づき」という純粋なエネルギーが「意思」あるいはさらに「意図」という属性を瞬間的に持つことでエネルギーのゆらぎ(平均値からのズレ)が大きくなるため、ごく短い時間素粒子が生成される

② ①のような現象が繰り返し起こることで、局所的にごく短時間で素粒子が多数生成されるようなことがあれば、瞬間的にある存在が生み出される

ということがあるのではないかと考えました。

ただし、以前、虚空蔵55様や目風様から

● プランク定数は、光速と同じようにこの世界の外枠を示す数値(質疑応答11, p.360)

と伺ったことがあったため、例えばプランク定数の値が大きな宇宙(下位の宇宙?)では時間が長くなり(←ここは数式での説明を省いております)、大元では瞬間的に生み出された存在が、下位の宇宙では長期間にわたってきちんと存在しているように感じられるということはあるような気がしました。

目風様が動画の中で仰っておられたように、素粒子自身には自己同一性(アイデンティティ)がないため、一つや二つ素粒子が集まってもエゴを持つ存在が生み出されることはないと思うのですが、それらが局所的に多数集まることで、丁度御祭舟の中で説明して頂いた群体生物オルマダンのように、エゴを持つように見える存在が生み出されるのではないかと考えた次第でございます。

単純に素粒子が集まって存在が生まれるという訳ではないと思うのですが、イワシなどの小魚が群れを成して一つの大きな生き物のように動き回る映像を見たことがあったため、それををイメージして考えております。個々のイワシには大きな生き物を形成しているという認識はないと思うのですが、その映像を俯瞰して見ている私には、一つの大きな生き物として認識されておりました。

人間のようなエゴを持つ存在も同じように、多数の素粒子の集まりを一つの個体(身体)として認識できる上位次元の生命(上位次元の身体)が、その個体に関する認識を積み重ねることで記憶が生じ、その記憶に関する印象の総体が個体のエゴを生み出すのではないかと考えております。

以上、私なりに一生懸命考察をさせて頂きましたが、まだまだ至らない箇所が多いものと思われます。

目風様のご見解をお伺いすることはできますでしょうか?

どうぞよろしくお願い申し上げます。



[確率について]

上記の質問で「時間とエネルギーに関する不確定性関係」というものを参照させて頂きましたが、同じように「位置と運動量」に関する不確定性関係と呼ばれるものがあり、これは大雑把に言ってしまいますと、位置のゆらぎの大きさと運動量のゆらぎの大きさの積が大体プランク定数程度になるという法則だと理解しております。

量子力学が導入される以前は、粒子の位置と運動量はピタッと完全に決まっており、したがって粒子の運動は(初期条件さえ決まれば)完全に求まると考えられていたそうですが、実際はそうではなく、両者を完全に決めることは原理的に不可能で確率的にしか表現できないというのが現代の考えであると思っております。

こちらに関して理論的には色々な説明があると思うのですが、実際のところは人間の認識(特に感覚器官)における限界があるため粒子の運動を完全に把握することが出来ず、不確定性原理、ひいては粒子の確率的な振る舞いが生じている(ように人間には見えている)と考えてもよろしいのでしょうか?

「光速とプランク定数は宇宙の枠としてある数値」という事実を考慮しますと、例えばプランク定数の値がオーム宇宙よりはるかに小さな宇宙(上位の宇宙?)であれば、位置のゆらぎの大きさと運動量のゆらぎの大きさの積(≒プランク定数)もオーム宇宙よりずっと小さな値に抑えることができるため、結果的に我々の宇宙より粒子の位置などが正確に把握され、不確定な要素も大分排除されるのではないかと感じました(ただ、不確定性関係が他の宇宙でも成り立つのかは大いに疑問の余地が残っております)。

完全にゆらぎの無い宇宙では素粒子を生み出すようなエネルギーのゆらぎもなく、何の創造も発生しない宇宙になってしまうような気がするため、そのような状況はあまり設定されていないと思いますが、確率的な事象とは、詰まるところ我々の認識の限界(あるいはその原因となるエゴ)により生じるのではないかと考えた次第でございます。

逆にプランク定数が大きな宇宙(下位の宇宙?)ですと、素粒子の確率的な性質が強くなり、ダイナミックと言いますか、考えもよらない事象が生じやすくなり、全体に与える影響も大きくなるとは思うのですが、非常に小さな存在である私にとっては存在そのものがブレているようなおぼつかない感覚があり、己のちっぽけさが身にしみて感じられます。

確率について私の考察の及ぶ範囲は以上の程度でございますが、目風様が解明しておられる確率の意味とは一体どのようなものでしょうか?

目風様のご見解を是非ともお伺いしたいと思い、質問をさせて頂きました。



本日の質問は以上となります。

今回も質問をさせて頂くにあたり、私なりに一生懸命調べていたのですが、勉強をすればするほど宇宙全史で教えて頂く情報の深さと精密さに驚くばかりでございます。

私も数学者の端くれとして今後も大いに学ばせて頂き、力をつけて認識のフラクタル構造の解明に努めていきたいと改めて強く思いました。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

本日も誠にありがとうございました。

スーザン 様

SO&SOです。
スーザン様のお返事は、動画にてさせて頂きます。
お待たせする形となってしまいますが、よろしくお願いします

2024・3・24

餅巾着
ID : 5409829617

古川様 目風様 宇宙全史スタッフの皆様
いつも宇宙全史のご情報をありがとうございます。餅巾着と申します。

世界平和のお祈りですが、寝起き寝入りトイレ中に唱えるようにしており、無事習慣化ができました。気合を入れて祈ると、どうも長続きしなかろうと思ったので、習慣化できる形で組み込んだらこの形に落ち着いた次第です。
御祭舟の最新話、拝読させていただきました。プントミ刑務所の中の、新入りゾーンの臭気が画面から漂ってきそうでした。腑分け好きな看守がいて恐ろしい限りです。あの境涯で世界平和の祈りが祈れたら本物だろうな、と勝手に妄想しております。

 宇宙全史で順調に学びを進めているつもりですが、手探りなことが一つだけありまして、エゴの世話と並んでとても大事なもののように感じておりまして、何かヒントなどをいただけますと幸いです。
 それは、腹の作り方です。時空やエゴについて思考を続ける際の思考のスタミナや、瞑想の際のここぞという瞬間の動じなさが私には少し足りないような気がするのです。

「武蔵」について、私は読むことができておりませんが、とても腹に重要なことが書いてありそうな気がします。と申しますのも、宇宙全史掲示板の過去ログで、「命のやり取り」が丹田を練ることに役に立つと書いてあったからです。武蔵の漫画である「バガボンド」でも、命のやり取りの際の恐れと、その中で身体を操ることについての難しさの描写があります。また、御祭舟の中で、ペトラ(猫)が戦いの際に恐れないのは丹田があるからとも書いてありました。

 イチローが以前、WBCで勝ち越しタイムリーを打ったとき、「打席の中で、自分の状況を実況中継している自分がいた。そういうときは、たいてい、良い結果は望めないことが多かった。今回は、壁を超えた気がする」とコメントしていました。私は、このときイチローに丹田が練られていたと考えています。

 私も野球をたしなんでいるのですが、一球一球の勝負の緊張感に潰されそうになり、ここでも自分の「腹の無さ」を実感しているところです。それでも始めたころよりは随分とマシになっているのですが、なかなか納得が行きません。このまま野球を真剣に続ければ丹田の形成に役にたちますでしょうか。どうぞ、よろしくお願い致します。

餅巾着様

SO&SOです。
餅巾着様のお返事は、動画にてさせて頂きます。
大変申し訳ありませんが、現在、混迷が続いておりますので、具体的な回答時期についてはお答えする事ができません。
お待たせする形となってしまいますが、よろしくお願いします

2024・3・21

shin
ID : 290439484

SO&SO 様

御祭舟外伝三 第六話「朱雀」が宇宙全史のホームページでは読めません。
ボヘミアのホームベージ、書籍一覧では読めます。修正をお願いします。

御祭舟外伝三 第五話「カルマ」㉓が「既刊はこちらから無料版も多数あります」リスト
から消えています。
こちらも修正お願いします。

細かいようですが、御祭舟外伝三 第六話「朱雀」㉓と御祭舟外伝三 第五話「カルマ」㉓
同じ㉓となっています。
データとして読み込んでいるのであれば、また同じトラブルを起こすと思います。

shin 様

お問い合わせいただきありがとうございます。
13時の直後は見れていたのですがその後の私共の作業ミスにより
13時35分〜45分の10分ほど読むことができない時間帯がございました。
現在はすべて修正されております。誠に申し訳ございません。

SO&SO

2024・3・20

Kazu
ID : 17483507576

目風様、みわ様、
いつもありがとうございます。
昨年の冬至、今年の節分と節目を過ぎ、また大きな進展があったのではと推察いたします。元旦には能登地震もあり、さまざまな負荷にもご対応いただきありがとうございます。
私の身の回りも動きが激しくなっていますが、無駄なエネルギーを使わないよう心がけながら、日々何とか対処しています。
虚空蔵東京本もありがとうございました。現在の常識に流されないよう自分の考えを持って生きていかなければと再認識しました。武蔵は、野生的でエネルギッシュな印象、小次郎は飄々として清々しい印象を受けました。小次郎が予想以上にかっこよかったです。最後負けて死んでも後悔せず、楽しかったと言える心境、すごいなと思いました。
また、南極の宇宙人は、ウイルスを使用したのでしょうか。何となく最近身体の変化が促されているような感じがしています。

Kazu 様

SO&SOです。
Kazu様のお返事は、動画にてさせて頂きます。
大変申し訳ありませんが、現在、混迷が続いておりますので、具体的な回答時期についてはお答えする事ができません。
お待たせする形となってしまいますが、よろしくお願いします

shin
ID : 00325414544

so&so 様

御祭舟 trailer31、32見る事ができません。

shin様

「動画がないのに投稿機能がONになっていた」ことが原因の不具合でした。
公開中のtrailerは30までとなっております。
ご指摘いただき現在は修正させていただきました。
誠に申し訳ございません。

SO&SO

2024・2・22